今年の春に作庭させていただいたお庭のメンテナンスにお伺いしました。
メインの通りから坂を上った陶芸の窯元が多くある斜面地のエリアにある町家の改修物件。
明るい天然木の塀とテラスに面する細長い長方形の植栽エリアでしたが、横長の植栽エリアでも立体感のある地形を感じられるお庭にしたくて、石の土留めを使ったりしながら一部土の面をテラスの高さまであげています。
土の面が床レベルに近いと、植物が近くに感じられたり、印象的にもぐっとワイルドな感じになります♪
石は溶岩石。赤い。
お庭づくりで土中環境づくりに炭もよく使っていますが、溶岩石も炭とおなじくまた多孔質で土の中でいいしごとしてくれる微生物さんたちの住処にもなりやすそう。
長かった梅雨を超えて、樹木も低木も新しい環境になじんでくれたようでいい感じにもりもり新芽を出してくれていました◎
黒っぽい葉っぱが魅惑のアメリカコデマリ’ディアボロ’。
枝一本みたいな苗木での植栽でしたが、新しい枝葉も増え、土中の空気と水の流れを感じられるような枝振りに育ってくれています。
小さなお庭ですが、ここでもやはり、大地の再生の視点で
土の中の空気と水の流れは整えさせていただいています。
どんなちいさなお庭でも、この視点をもって元環境を整えておいてあげることが完成後の植物の一体感や、お庭全体の空気感につながると感じています。
植物が手招きしているようなアプローチ。。
今回もたのしくおしごとさせていただき感謝。
初期のメンテナンスやはりだいじですね◎
よいタイミングでお伺いできてよかった。
これからの植物の成長が楽しみなお庭です♪
ありがとうございました〜